実録!歯科衛生士転職キャリアストーリー【VOL.2】

実録!歯科衛生士転職キャリアストーリー【VOL.2】

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-プロフィール
K・Kさん(50歳) 神奈川県出身
24歳の息子を持つシングルマザー。出産後すぐにシングルになったため、歯科衛生士として30年ほどフルタイムで働き続けている超ベテラン。だが、歯科医院内での人間関係が苦手で、どの職場も数年で辞めてしまい、転々としている転職ジプシー。すでに10回以上の転職の経験がある。

-辞めた理由(最終転職時年齢:49歳)

2年ほど勤めた医院でしたが、ある時にスタッフが大幅に入れ替わりました。それまでは、スタッフがお互い干渉しあわず、適度な距離を保っている感じで、昼休みは食事を終えたらみんな昼寝。ウエットな人間関係が苦手な私にとっては過ごしやすい環境でした。しかし、スタッフが大幅に入れ替わってからと言うもの、スタッフの年齢も若くなり、みんなで仲良く、昼休みもずっとおしゃべり。仕事のあとには食事に行ったり。
年齢も離れていて、そんな輪の中に入っていくのが億劫な私は、だんだんと孤立するようになり、精神的に辛くなってきました。息子も就職し以前と比べてにはなりますが、子育てのために必死に働く必要もなくなっていたため、我慢して努めても仕方ないと思い、退職を決意しました。
加えて、以前から年下の院長とコミュニケーションロスが多かったというのもその理由の一つです。


-転職時の決定ポイント

この転職を最後に歯科衛生士として勤めるのはやめよう!と思っていたのですが、結局年齢的な問題もありなかなか就職が決まらず…。結局歯科衛生士の資格を使って、訪問歯科専門のクリニックに非常勤スタッフとして転職しました。

決定ポイントとしては、特定のメンバーで毎日行動を共にしなくてもいいという点が魅力でした。その医院では、曜日によってメンバーを変えて、訪問に向かうスタイルでスタッフ数も多かったため、毎日同じメンバーで仕事をするということがありませんでした。人間関係が苦手な私には、このようなスタイルの方が特定の人と深くコミュケーションを取る必要もありませんし、比較的苦手な人とも週に1回しか会わないで済むので向いているのではと感じていました。

しかしながら、正直いちばんの転職決定ポイントは、「採用してもらえたこと」です。
転職回数も多く、年齢も年齢なので、面接前に書類審査で断られることもありました。年をとるごとに面接は受かりにくくなってきたなぁと感じています。


-転職を通じて得たこと

結局今回も人間関係が原因で転職することになってしまったのですが、今回の転職では、今まで経験したことのない新しい仕事(訪問歯科)にチャレンジすることとなりました。
初めて訪問歯科で仕事をしてみて、新しく勉強をしなくてはいけないことも多いですが、今までと違った環境でとても新鮮に感じられます。訪問先の患者さまも自分の親と同じくらいか少し上くらいの年齢の方が多いので、高齢者の口腔ケアや、介護事情なども学ぶことができ、今後私生活でも役に立つのではないかと思っています。

今回の転職で、この年齢になって思ってもいなかった新たな経験をすることができ、改めて歯科衛生士としての成長や喜びを感じています。


この記事の筆者:デントプレス

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