実録!歯科衛生士転職キャリアストーリー【VOL.8】

実録!歯科衛生士転職キャリアストーリー【VOL.8】

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-プロフィール

H・Yさん(50歳) 埼玉県出身

2児の母。と言っても、二人の息子はすでに成人しているため、現在は夫と犬と暮らしている。犬が好きでゴールデンレトリーバーを3匹も飼っている。毎日の早朝散歩と夜の散歩は、かなりいい運動になっている。

-辞めた理由(最終転職時 47歳)

転職前は、某大手歯科メーカーでセミナー企画などを担当する企業衛生士として20年以上勤務していました。私が47歳のとき、二人目の息子が大学を卒業したのをきっかけに、今後の自分の働き方を見直してみたいと思うようになりました。会社ではセミナー企画の担当などを行っていましたが、最近は公演をする歯科衛生士も自分より若い人も増えてきて、また他の若い社員にポストを譲ることもいいのではと考えていました。そんな時、実家の父が病気で要介護状態になりました。高齢の母を一人で介護をするのは到底不可能。お金を払って人に頼るという方法もありましたが、今まで自分の仕事や家庭のことばかりで、あまり親孝行してこなかったという気持ちもあり、これを機に会社を辞め、パート勤務のできる歯科医院で、介護と仕事を両立したいと考え、転職を決意しました。

-転職時の決定ポイント

臨床経験がほとんどないため、普通の歯科医院では働けないと思いました。そこで悩んでいると、訪問歯科のセミナーを行っている講師の方から、「ぜひうちの系列歯科で働かないか」というお話をいただきました。訪問専門の歯科で開業前とのことでしたが、SCやSRPができなくても大丈夫、企業で培ったマネジメントスキルや組織作りのノウハウを生かして、一緒にスタートアップに力を貸してほしいといわれました。親の介護の件もありますが、以前より訪問歯科の分野には非常に興味があったのと、SCやSRPができなくてもよいといったこともあり、二つ返事で再就職を決めました。

-転職して分かったこと

長く企業で働いているとセミナー担当をしていたとはいえ、いろいろなことを一から覚え直さなくてはならず最初は苦労しました。ですが、新規の歯科医院なので癖の強いお局スタッフなどもおらず、また私のように臨床にブランクのある歯科衛生士も多数いて、みんなで勉強しながら楽しく働けています。思っていた通り、訪問歯科では介護のことや、高齢者についてもかなり勉強になることが多く、実際に実父に訪問歯科でのケアやリハビリをしてあげることもできるようになり、一石二鳥です。今後は、ケアマネージャーの資格取得も視野に入れ、長く続けていければと思っています。歯科衛生士の仕事は、ライフスタイルに合わせていろいろな働き方を選べるというのも魅力であるということに改めて気がつきました。

 


この記事の筆者:デントプレス

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