元歯科衛生士が暴露!ブラック歯科医院の実態とは

近年、話題になっている「ブラック企業」。
長時間労働や過酷なノルマを課す、パワハラ・セクハラ、精神的・肉体的に追い詰めるなど、労働者に対する扱いがひどい企業のことをいいます。
こうしたブラック企業は、歯科業界でも決してゼロではないようです。
これから歯科衛生士として働くという方は、そのブラック歯科医院を避けるためにも、実態を知っておきましょう。

ブラック歯科医院の実態

「ブラック企業」の噂はよく耳にするようになりましたが、「ブラック歯科医院」とは一体どんな歯科医院なのでしょうか。
例えば、次のような実態があるといわれています。

・歯科医師や先輩歯科衛生士からのパワハラ・セクハラがある
・求人情報と実際の条件が違う(給料の額の相違、休日出勤あり・ボーナスありと書かれていたのに実際はなしなど)
・受付や掃除などの専門以外の雑用が多い
・私用で休みにくい
・衛生管理が徹底していない

就業条件が異なること、人間関係が悪いが最悪なことなどは、一般的なブラック企業と変わらない実態であるようです。
そして、歯科医院などの医療機関における「ブラック」として最も注意したい悪なのは、衛生管理の面です。
例えば、治療後に器具の滅菌を行わず使い回すケースも実際にあるようです。これでは働く側だけでなく、
患者さんにとってもブラックといえます。
このようなブラック歯科医院では、絶対に働きたくないですよね。

現役歯科衛生士がレクチャー!ブラック歯科医院の見分け方!

そこで、ブラック歯科医院に就職・転職してしまわないためにも、事前にしっかり歯科医院を見極める必要があります。
そこである現役の女性歯科衛生士さんたちに、ブラック歯科医院の見分け方を伺いました。
中には、実際にブラック歯科医院で働いていた経験もある人も。リアルな実態をみていきましょう。

1.スタッフが定着しない

「いつもスタッフが定着せず、総入れ替えするような医院は、労働基準がきちんとしていない場合が多いです。
そのような歯科医院には就職・転職するのはやめたほうがいいで際は注意したほうがいいでしょう」

2.ノルマを課す

「例えば、“○分で業務を行わなければならない”“一日に○人の患者さんを対応する”など、ノルマを課してくるところは要注意です。確かに、従業員のモチベーションを上げるために行っていることもありますし、医院の運営には仕方ない部分もありますが、過度な仕事量を要求してくるのであれば注意が必要です」

3.勉強会や歯科医師の手伝いを強要する

「勉強会に参加することを義務付けてきたり、歯科医師の先生の手伝いをするようになど、本来の仕事以外のことを強要してきたりする歯科医院もあります。これらのことがないか、事前に確認が必要です」

4.給料が「歩合制」

「給料が自分の業績や成果によって金額が変わる『歩合制』の場合も注意が必要です。個人が頑張って、きちんと歩合として見合う給料形態ならいいですが、働かせるだけ働かせて給料が上がらないような医院もあります」

5.福利厚生が十分でない

「産休や育児休暇をはじめとした福利厚生にも注意しましょう。
近年は、労働基準監督署も厳しいため少なくなってはいますが、とくに年配歯科医師が院長を務めるの医院は福利厚生が十分でない場合があります。」

最後に、歯科衛生士さんは就職活動について次のようなアドバイスをくれました。
「就職する際は、給料、エリア、人間関係、福利厚生など、どの条件を最優先するか、一つに的に絞って決めることがポイントです。
自分の要求をすべて聞き入れてくれる医院はどこにも存在しないと思ったほうがいいでしょう。
このことを踏まえて就職活動をするのをおすすめします。そして今回ご紹介したポイントでしっかりとブラック歯科医院を見分けて、確実に避けましょう。」

まとめ

ブラック歯科医院は確かに存在します。
就職後に後悔しないように、今回ご紹介した項目をしっかりとチェックしましょう。


この記事の筆者:デントプレス

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