【プロが指南!労使トラブルのアレコレ】-出産手当金とは?

出産手当金とは

【この記事を書いた人】
プロ・ステ-タス社会保険労務士/国際行政書士事務所
代表 五十嵐 博幸(Igarashi Hiroyuki)

 

 

 

 

◆出産手当金
被保険者が出産のために仕事を休み、給料を受けられない場合に出産手当金が支給されます。
出産手当金は出産の日(出産が予定日より遅れた場合は予定日)以前42日(多児妊娠の場合は98日)から出産後56日までの期間で、支給要件(仕事を休み給与を受けられないか、出産手当金よりも少ない)を満たした期間について支給されます。
出産日は出産の日以前に含まれます。また、出産が予定日より遅れた場合はその期間を含めて支給されます。例えば、出産が予定日よりも3日遅れた場合は、その3日分についても支給されることになります。

◆支給額
出産手当金の支給額は、1日につき次の計算式で算出される額です。
『支給開始日以前の継続した12か月間の各月の標準報酬月額を平均した額』÷30日×2/3
給与の支払いがあっても出産手当金の額より少ない場合には、その差額が支払われます。出産手当金の支給期間中に傷病手当金も受けられる場合には、出産手当金が優先され傷病手当金は支給されません。但し、平成28年4月から傷病手当金の額が出産手当金の額よりも多ければ、その差額が支給されます。

◆退職後の継続給付
退職などにより被保険者の資格を失った場合でも退職日(資格喪失日の前日)までに被保険者期間が継続して1年以上あり、退職日に出産手当金の支給を受けているか、受けられる状態にあるときは、出産手当金を受けることができます。尚、任意継続被保険者にはこの出産手当金の仕組みがありませんが、退職後の継続給付として受けることができます。

次回は、「出産育児一時金」とは?と題して、お送りいたします。

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プロ・ステ-タス社会保険労務士/国際行政書士事務所
代表 五十嵐 博幸(Igarashi Hiroyuki)
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この記事の筆者:デントプレス

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