【インタビュー】医療法人社団 福啓会 東京訪問歯科センター 町田 和代先生

「Pegにしない歯科医」を目指し、子育てと仕事を両立させるママさんDr 歯科医師 町田和代先生に聞く!

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◆町田先生の経歴を教えてください。
大学を卒業し、7年間一般歯科で院内勤務をしていました。埼玉の医院に1年、都内の医院に6年勤めました。同じく歯科医師の主人とは27歳のときに結婚し、34歳で出産を機に退職しました。元職場から「戻ってきて」という連絡がよくきていたのですが、「育児に専念してほしい」という主人の思いもあり、断り続けていましたね。その後、東林間にある医院で訪問歯科医としてDR復帰し、今では週に1日ずつ、3つの医院で訪問歯科医を勤めています。

◆訪問歯科を始めた経緯を教えてください。
「急死した院長の代理で内勤になる訪問歯科医の代診医を探しているのでどうか」と誘いを受け、特養の訪問歯科医として、出産後7年のブランクを経て再就職することになりました。携わった当初、認知症等からコミュニケーションを図れない患者様の義歯の調整、修理、さらに新義歯作成は難しく、「一般歯科で学んだものが通用しない」という訪問歯科の現実を見ました。自分の持つ力不足を痛感し、すぐに義歯と噛み合わせの勉強を始めました。診察の折、笑顔で話してくださる入所者様と接しているうちに楽しくなり、「このまま訪問歯科医を続けたい。僭越ながらも訪問歯科医のスペシャリストになりたい。」と思うようになりました。また、先を行く衛生士さんに負けない知識と技術をつけようと、日本摂食嚥下リハビリテーション学会でも学びました。

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◆東京訪問歯科センターに就職した理由を教えてください。
スキルアップのためには嚥下内視鏡検査取得が不可欠と考え、当院の面接を受けました。就職して間もなくPDN主催のVEセミナー受講したり、院長がお持ちの経鼻内視鏡やVE検査用の模型をお借りしたりして学びを深めました。なぜVEにこだわるのかというと、患者様の嚥下状態が把握できるという最大のメリットがあるからです。咽頭部を直視できるので、正確な診断と適切な食形態の選択ができます。食塊の送り込みがスムーズにいかないと、誤嚥性肺炎を引き起こし、死期を早めてしまう。つまり、嚥下が生命を繋いでいると考えているからです。

◆町田先生の歯科医師としてのビジョンを教えてください。
噛み合わせを修復しながら嚥下位を維持し、一生、経口摂取して頂く「PEGにしない歯科医」を目指しています。人間は生まれたときからずっと口で物を食べるのが自然です。ガタガタの状態の歯を、どこまで噛めるようにしてあげられるか。この分野でプロになりたいと思っています。きっかけは出産前、私に噛み合わせについて教えてくださった先生との出会いでした。噛み合わせの悪さが肩こり、顎関節症、関節痛など、様々な病気の原因になると学び、噛み合わせの大切さを知りました。そのとき、この技術を身につけて自分のものにしたいと思いました。その方は自費での診療をしていましたが、噛み合わせに悩む人を一人でも多く助けたいので、保険内で治療できるようにすることが私の生涯のビジョンです。売り上げにはならないですけどね(笑)

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◆中学3年生のお子様がいらっしゃる町田先生。ママさんDrへメッセージをお願いします!
短時間勤務など、働き方はたくさんあると思います。私が訪問歯科医として復帰したときも、子供を鍵っ子にしたくなくて、子供が学校から帰ってくる時間までに上がらせてもらっていました。訪問歯科は働き方の融通が効きやすいと思います。ブランクの不安はあると思いますが、0からのスタートではなく、1からのスタートです。「手が動くのか?」という心配もあると思います。わたしも復帰当初はすごく緊張しました。でも、案外手は覚えているものですし、少しずつブランクを取り戻していけますよ。歯科医師の仕事は、歯科医師の免許を持っている人にしかできません。「いつか戻りたい」と思うなら、早いほうがいいと私は思います。まずはブランクを恐れずに飛び込んでみてください!

◆最後に一言
私を応援してくださる家族と、これまでご指導くださった諸先生方、関わった全ての方に感謝します。歯科医道を極めるため、今後も日々精進いたします。

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この記事の筆者:デントプレス

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