【インタビュー】等々力歯科室(東京都世田谷区) 院長 尾張 仁志先生

人・医院の成長にチームワークは必用不可欠。今、歯科医院に注目される歯科医院 院長 尾張 仁志 先生に聞く!

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◆プロフィールを教えてください。
平成4年 日本大学松戸歯学部卒
平成4年 静岡県の歯科医院に勤務⇒インプラント全顎的な口腔治療について学ぶ
平成9年 等々力歯科室開業
浜松臨床歯科研究会所属
日本航空インプラント学会
日本歯周病歯科学会
日本レーザー歯科学会 所属

◆これまでの歯科医師人生の中で一番影響を受けた人物は誰ですか?そして、その方から何を学び、今どのように活かされていますか?
歯科医療について影響を受けたのは勤務した医院の院長と先輩歯科医師です。特に口腔内が崩壊している全顎的な治療をどのようにプランニングして、包括的に改善していくか、トップダウントリートメントについて学びました。それは今日の自分の臨床の基礎となっています。自費治療に関しても最初から必要で大切な治療という認識があったので、自ら勉強しようと意欲的に取り組み自然に身についていきました。インプラントもその1つです。もちろん先輩から「もっと勉強しろ」と怒られたこともありましたが、難しい全顎治療やインプラントのプランニングは院長や先輩に親身に教えていただけました。私の医院もそのような勉強熱心で切磋琢磨できる環境にしたいと考えています。また一社会人として大きく影響を受けた事柄はジェームス・スキナーの『成功の9ステップ』という本を読み、セミナーに参加したことです。人生いいことばかりではなく、むしろ苦しいことや辛いことが多いと思います。そんな中、自分とどう向き合い、周りの人も幸せにするにはどうしたらいいのか、物事の考え方、決断力、判断力に大きく影響を受けました。一歯科医師としてだけではなく、一人の人間として自己成長を続けていくことの大切さを学び、自分の人生に大きく影響をしています。その「あり方」という観点は現在スタッフ皆に日々 伝えています。

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◆ご開業しようと思ったきっかけを教えてください。
卒業時、自分はどのような歯科医師になりたいかを考えた時に、研究者や一つの分野のエキスパートではなく、地域の患者様と密にかかわりの出来る一般開業だと思いました。勤務地の静岡の歯科医院での学びを生かせるように、5年目を区切りに地元の東京に戻って開業しました。開業して早19年、2019年初頭に医院の移転改装を控えています。これを機に、医療法人化・ユニット増設・予防歯科の強化、近い将来にマイクロスコープ・CT・CAD/CAM補綴作成等の新しい治療の導入を考えています。目指す診療スタイルが環境面でもほぼ現実的になるかと思うので楽しみです。

◆人材育成をする上で大切にしていることを教えてください。
環境です。良い環境にいれば自然と成長してくれます。成長する過程には辛いこと苦しいこと、こちらの思惑とは違うこと、想定外のことがたくさん起こります。そんな時も相手を信じ、自分を信じ、温かく見守ってあげられる、そんな家族のような視線を持ち続けていけるか。私だけではなくスタッフ全員がそのようなことを理解しているかがとても大切なことだと思います。チームワークをよくするためのレクリエーションやミーティング、ディスカッションは欠かせません。

◆等々力歯科室様は『歯科医院に注目されている歯科医院』として、他の歯科医院様からの見学も数多く受け入れておりますが、特に伝えたい強みを教えてください。
チームワークとホスピタリティーです。歯科医院はドクターだけでは成り立ちません。特に予防歯科を積極的に行っている当院としては歯科衛生士の存在とドクターとの連携は必要不可欠になってきます。その関係性が悪い医院では患者様に良い治療を受けていただくことは出来ません。また、歯科衛生士以外の存在も必要不可欠です。それは患者様が何に困っているのか、どうなりたいのかを把握できなければ、治療は単なる押しつけに過ぎず、患者様の満足度や、この医院に来てこの先生に診てもらってよかった、このスタッフと出会えてよかったというようにはならないからです。そのようなところをより深く理解するためにもコデンタルスタッフの存在は大きく、私自身もスタッフを信頼しています。スタッフも自分の仕事への情熱や、やりがいを感じているところがうちの医院の強みだと思います。

◆最後に、求職中の歯科医師へメッセージをお願い致します。
最初の就職先は自分の歯科医師人生を大きく左右する一歩だと思います。見学をして自分に合いそうな歯科医院を見つけることが一番ですが、数少ない説明や見学で判断することは難しいですよね。だからこそ直観も大事になってきます。その医院の持つ個性や空気感というのは一日では成り立ちません。ですのでその医院の「空気感」を感じてください。なんとなく「この医院いいな!」と思ったところを見つけることが大事だと思います。事前の医院情報を把握し、診療スタイルがあっているかを判断することももちろん大切です。ですが、私自身、就職の最後の決め手となったのは、その医院のスタッフの気持ち良い挨拶や、医院の雰囲気だったと思います。その直観力を磨くためにも自分はどんな歯科医師になりたいのか?どんな歯科医院で働きたいのか?をもう一度よく考えてみてください。きっと自分に合った医院が見つかると思います。

《等々力歯科室で働く歯科衛生士 吉田 優子さんの記事はコチラ↓》
https://dentpress.net/interview/hygienistvol14/

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この記事の筆者:デントプレス

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