【インタビュー】TSデンタルクリニック青山(東京都港区)歯科医師 白 賢先生

留学せずに“世界標準の歯科治療”を学び、実践できる医院!米国補綴専門医 白 賢院長に聞く!

◆経歴を教えてください。
初めに卒業したのは慶應義塾大学の法学部法律学科、文系の大学でした。実はもともと歯科医師を志していたわけではないんです。きっかけは大学4年生のときに行ったアメリカ留学でした。将来自分がどうなりたいのかもよく分からず、一度じっくり自分自身を見つめなおす時間を作りたいと思い、休学して留学に行きました。その滞在中にミシガン大学歯学部補綴科の友人ができ、彼の話を聞いたり授業を見学したりするうちに、どんどん歯科医師という職業に惹かれていきました。偶然、従姉がフロリダで開業する歯科医師であったことも後押しとなり、慶應義塾大学を卒業後、昭和大学の歯学部に改めて入学しました。そして卒業から3年で千葉県にあい歯科を開業した後、東京歯科大学歯学研究科で社会人大学院生として臨床検査病理学を学び博士号を取得し、歯科医師としての更なるキャリアアップを目指してニューヨーク大学歯学部補綴科大学院へ留学しました。2015年に米国補綴専門医の認定を得て帰国し、現在東京と富山に計3件の歯科医院を開業しています。

◆TSデンタルクリニック青山にはどんな特徴がありますか?
大きな特徴は2つあります。まず一つ目は、審美、インプラント、義歯、根管治療、矯正、噛み合わせなど、各分野のエキスパートと密に連携したチーム医療です。虫歯の保存療法、根管治療などは一般歯科医が担当し、難ケースは私のリーダーシップのもとでチームを組み、専門医たちが各専門分野を担当します。米国で実際に行われている専門医によるチーム医療を日本で実現させています。これによって、クオリティの高さを求める患者様に、健康にも美しさにも徹底的にこだわった医療を提供することができるのです。その中で代診ドクターは簡単な処置を行いながら、少しずつ難しいケースを見たり、聞いたりしながら、学んでいきます。そして2つ目の特徴は、日本初のデジタルソリューション特化型専門歯科であることです。例えばセレックというCAD/CAMシステムでは、院内でセラミッククラウンの作製を当日行うことができます。光学口腔内スキャナートリオス3で口腔内をスキャンしたデータとCBCTのデータを重ね合わせ、歯科用3Dプリンターでインプラント用のサージカルガイドをこれも院内で作製できますし、日本ではまだまだ希少なデジタル顎運動計測器アルクスディグマⅡも完備しています。こうして最新のデジタルツールを全て取り揃えることで、「世界標準」と呼ぶにふさわしい先進的医療を実現させ、経験と勘だけに頼らない精密な治療を、より素早く提供することが可能になっています。

◆日本に2名しかいないニューヨーク大学卒の補綴専門医のうちの1人である白先生ですが、業界内ではどのような取り組みをされていますか?
初めての開業以来、大学院入学や留学など、様々な経験をしてきました。その学びを患者様のためだけに使うのではなく、これから歯科業界を担っていく若手歯科医師たちの育成にも活用していきたいという強い想いがあります。啓蒙の目的も含め、業界への情報発信はこれからも続けていくつもりです。具体的な現在の取り組みとしては、まずブログの更新。日々の診療のことや症例の紹介、新しい気付きなど、ほぼ毎日欠かさず更新を続けています。また、SEEDというスタディグループを主宰し、若手歯科医師の育成にも力を入れています。現在TSデンタルクリニックに所属している勤務医たちも、このスタディグループを通じての出会いがきっかけだった先生も複数名おります。自分自身、歯科医師になりたての頃に勤務先について悩むことが多かったり、学びたいものがあってもそれを学ぶ環境がないために途方に暮れたり、先行き不安な若手歯科医師でした。だからこそ、「あの時こんな場所があったら、あの時こんな先生に出会えていたら」という理想を、今の若手歯科医師たちには用意してあげたいのです。SEEDはベーシックコースとアドバンスコースの2つに分けています。アドバンスコースが専門性の高い内容になっているのに対して、スタートアップコースでは総合的に高い臨床研修能力をつけることを目的にしていて、卒後5年以内の先生の参加も多いですよ。これから講義や実習を通じて、学びたいという意欲のある若い先生たちを応援していきたいです。

◆就活中の歯科医師の方々へメッセージをお願いします!
一社会人として、何事においてもPDCAを回すことを大切にしています。“Plan”では、目標を設定してそれを達成するための行動計画を作成する。“Do”では、計画に沿って行動する。“Check”では、行動した結果と当初の目標を比較し、問題点の洗い出しや成功・失敗の要因を分析する。“Act”では、分析結果を受けてプロセスや計画の改善、実施体制の見直しなどの処置を行なう。“Act”が終わると再び“Plan”に戻り、次のサイクルを実施していく―。目標の大きい小さいにかかわらず、このサイクルを繰り返すことで達成に近づいていくことができます。「がむしゃらに頑張ってみろ!」なんて言う人もいますが、物事に取り組むとき、ただがむしゃらにやってもゴールにはなかなか辿り着きませんよ。しっかりPDCAを回していくことはもちろんですが、一番の近道は正しいゴール設定、つまり“Plan”の時点でゴールを知っている人にサポートしてもらうこと。私は勤務医、訪問歯科医、研究、留学、開業など、歯科医師が通りうるすべての道を通り、そのたびにさまざまな壁にぶつかり乗り越えてきました。皆さんに何かしらの目標や夢ができたとき、ゴールを知っているからこそきっとためになるアドバイスができると自負しています。「クリニックを見学してみたい」、「セミナーで話を聞いてみたい」、「悩みを相談してみたい」など、少しでも興味を持ってくれる方がいらっしゃったら、どうぞお気軽にご連絡ください。歯科医師の仕事は、私が進路を決めたときに想像していたよりも遥かに面白く奥が深いですよ。歯科医師人生を楽しんでいきましょう!

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TSデンタルクリニック青山
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山
TEL:03-5785-3064
医院HP:https://www.tsdc-aoyama.com/
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この記事の筆者:デントプレス

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