【インタビュー】医療法人社団栄潤会(都内5医院)歯科医師 高山 剛栄 理事長

自ら道を切り開いてきた結果5医院を展開し、患者さんの様々なニーズに応える治療を行う高山 剛栄 理事長に聞く!

プロフィールを教えてください。
1993年3月 日本歯科大学歯学部 卒業
1998年3月 タカデンタルクリニック 開院
2005年8月 医療法人社団 栄潤会 設立

【資格】
ICOI(国際口腔インプラント学会)理事・指導医
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医

◆大学卒業後、初めての勤務先はどのように選ばれたのですか?
明確に候補を決めていたわけではないのですが・・・「さまざまな患者さんと出会え、また多様な症例に触れられる」勤務先を念頭に置いていました。つまり、来院患者数が多い診療所ということです。理由は、できるだけ多くの研鑽を積むことを自らに課していたこと。そして、開業に至る診療技術をいち早く身に付けたいと考えていたからです。特に開業は学生当時からの目標でした。というのも、日本歯科大学出身なのですが、同級生はじめ周りを見れば2代目、3代目が多いわけです。つまり、皆、将来が約束されている。でも、私はそうではなかったから、技術を磨くのも、開業を目指すのも人一倍の努力が必要だと自覚していました。そこで、そのまま大学病院に残るよりも、あらゆる臨床を徹底的に学べる場所を求めました。私が初めて勤務したのは東京に3医院、大阪に1医院を展開する診療所でした。配属された東京院は歯科医師が8名在籍し、若手からベテランの先生までさまざまな経験の歯科医師がいました。スタッフ数も20数名と多かったですね。私は通算4年間勤めましたが、その間にとても多くのことを学ぶことができたと実感しています。勤務当初はとにかく吸収するのみでしたが、次第に自分ならこうする、こう考えるという意識が芽生え、そこから得た見識は開業に至るまでに非常に役立っています。勤務医後は非常勤として複数の診療所で働き、開業の準備を進めました。歯科医師になってから5年で開業に至りましたが、勤務医時代の経験があり、自分のスタイルが確立されていったと思いますね。

◆開業されて理事長となった今、勤務医時代との変化があるかと思います。その経験を経て感じることを教えてください。
まず、本院の開院から現在までの流れをお話しすると、1998年に「タカデンタルクリニック」を中央区に開院。「医療法人社団 栄潤会」を設立したのは2005年のことです。そして、2006年に荒川区に「LaLaテラス歯科クリニック」を、2008年に品川区に「シーフォート歯科クリニック」を開院し、現在では都内で5ヶ所の医院を展開しています。法人化の理由は・・・、ふと、将来を考えたことによります。たくさんの患者さんが来院され、クリニックはとても順調でした。私としてもやりがいを感じながら日々の診療を続けていましたが、ある時「もし、例えばこの先、10年後、20年後自分が怪我をしたり病気になったら、クリニックや患者さんはどうなるのか」と。それで、院長として診療に努めることも大切だけれども、医療法人として質の高い歯科医療を広く提供していくことも重要ではないのか、と感じたんです。また、学生時代から仲の良い友人たちも開業から法人化というステップを目指していたので、影響も受けました。開業、法人化、分院展開、これまでを振り返れば、より多角的な知見が求められているなと感じます。より良い診療を患者さんに提供すべく、医療情報はもちろんのこと、世の中の動向やニーズに柔軟に対応しながら複数の分院の運営を行っていくことが重要です。また、法人化については、複数名の歯科医師が共同で立ち上げるケースもありますが、私の場合は単独ですから、自由度はあるものの、ひとりですべてを背負うという責任もあります。

◆貴院の強みを教えてください。
ひとつはチーム医療です。GPもいるし、専門医もいます。虫歯治療から小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、審美歯科など、さまざまな症例に対し、包括的であり、かつより質の高い治療を行える体制を整えています。あとは歯科医師たちが自然に技術を高めていけるような環境づくりですね。通常、勉強会では学会で得た情報の共有や検証が主ですが、当院では、 “今自分たちにとって、何が課題なのか”を考えさせる場にしています。つまり、今日の患者さんや症例に対してどう対応したかを発表し合うんです。直近の疑問を他の歯科医師に相談したり意見を持ち寄ることで、明日からの診療にすぐ活かせるのです。自分たちの行動を見つめ、また共有し、それぞれがより良い技術を身につけていく。そこを重視しているのですが、結果、当院には自発的に学び、物事にあたれるドクター・スタッフが多く在籍しています。

◆最後に若手歯科医師にメッセージをお願いいたします。
歯科医師として活躍を目指すのであれば、ぜひ「自立性」と「自律性」この2つを身に付けてもらいたいと思いますね。「自立性」は、一人で診療を診られる一人前の歯科医師になることです。「自律性」は、自分を厳しい環境に置き、常に研鑽を続けることです。クリニックは、大学ではありません。何もせず、誰かが教えてくれるのを待つのではなく、技術や知識を得るためには自ら学び、わからないことは率先して聞くことが大切です。「そんな簡単なこと−。」と思う方もいるかもしれませんが、これは非常に重要です。そして、ときに“我慢も必要”だということ。講演を行うと、質問を受けることが度々あるのですが、近年は「すぐに自分の習得した治療技術を活かせるクリニックに勤めたい」という方が多いような印象を受けます。また、自分の意に沿わないことを受け入れる許容範囲が狭いようにも感じます。確かに「自分の得意なことを率先してしたい」「自分の好まないことは避けたい」と誰しも考えるかもしれませんが・・・、社会に出れば自分の専念したい治療だけを行えるわけではありませんし、大学では教わらないことにも数々対応していかなければなりません。だから、まず一つひとつの物事に柔軟に対応できる基礎力を身に付けるべきなのです。そうして段々と様々な患者さんのニーズに対応できるようになっていきます。当院はそういった2つの「ジリツセイ」と基礎力をしっかりと磨ける職場です。現在、本院・分院含め17名の歯科医師、臨床研修医が頑張っていて、皆、わからないことがあれば経験の年数に関わらず聞き合い、学び合い、自分の技術を高めています。今年、研修医になったばかりの歯科医師も一緒になって学んでいます。その中で、私は経験できるチャンスを与えることを大切にしています。知識だけで終わらず、実際に行動し達成感を得る。それは、歯科医師としてより成長できることだと確信しているからです。存分に学べ、やりがいを感じられ、そして「若手Dr.が成長できる職場」です。ぜひ、見学にお越しください。


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医療法人社団 栄潤会
【本院】  〒103-0011   東京都中央区日本橋大伝馬町4-5 凰ビル2F
TEL 03-3533-4646(晴海トリトン歯科クリニック)
http://www.eijunkai.com
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この記事の筆者:デントプレス

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