【インタビュー】医療法人社団MEDIQOL(都内7医院展開) 理事長 増岡先生

人との繋がりを大切に、歯科に留まらず新しいことを生み出し社会に貢献していく理事長 増岡先生に聞く!


◆プロフィールを教えてください。
1991年 日本大学歯学部卒業
1994年 東京都文京区にてますおか歯科クリニック開業
2000年 医療法人社団 審歯会 設立
2007年 医療法人社団MEDIQOL(メディコール)に商号変更
2012年 MEDIQOL保育園を開業。
現在、都内7ヶ所に歯科分院、そして都内3ヶ所に保育施設をそれぞれ展開。

◆最近、新しい取り組みをされているとお聞きしました。
実は今、歯科と医科の連携によって難病の治療法を導き出そうとしています。パーキンソン病や繊維筋痛症などの難病に苦しんでいる人が、世界に数多くいらっしゃいます。こういった病気には対処療法として痛み止めやステロイドを使うことしかできず、抜本的な治療法はまだ見つかっていません。しかし、この問題が歯科領域で解決できる可能性があるのです。繊維筋痛症を発症した脳神経外科医が、それをある歯科医師と一緒に5、6年かけて自力で完治させたという事例があります。その方は前立腺炎、繊維筋痛症、顎関節症の順に発症したのですが、歯科と共同で研究していく中で、口腔内の状態や顎のポジションがそれらの病気と確実に関連しているということを発見したのです。友人から勧められて読んだ彼の著書でこのことを知り、すぐに連絡をしてお会いさせていただきました。お話しする中で医科と歯科の連携についても色々と意見を出し合い、難病の解決に向けてこの取り組みを形にしていこうと動き始めたところです。治療法がなく世界中に多くの患者がいる難病へのアプローチは社会的にも意義のある活動だと思っています。
◆人との繋がりから新しいことを生み出す増岡先生ならではの取り組みですね!このスタンスはどのように形成されたのでしょうか?

思えば学生時代から人との繋がりを大切にしていましたね。浪人時代「遊んでばかりではもう一年浪人生活になってしまう」と思い旭川の実家に篭って勉強していたのですが、友人達が私の部屋に向かって雪玉を投げて遊びに誘うんです。そうすると親にバレないようハシゴを使ってまでして家を抜け出していましたよ(笑)。まぁ、これは笑い話として。その後、日本大学の歯学部に入学したのですが、4年生になった頃に実家の金銭的な問題で、これ以上大学に通うことが難しい状況になってしまいました。しかし、友人関係に留まらず、所属していたバスケット部での上下関係も恵まれ、紹介を受け無利子で奨学金を受けられることになったのです。また、卒後の就職先もバスケット部の先輩から同級生の歯科医院を紹介していただき、入職しました。改めて考えると、歯科医師になるまでの過程でも、勤務医以降も、ご縁に助けられたり新しい一歩を踏み出せることが多かったですね。このような経験の中で、自然と自分も「出会いを大切に仕事をする」「積極的に後輩にチャンスを与える」というような姿勢が出来上がっていったのだと思います。

◆開業後、現在では都内に7つの分院と3つの保育園を展開していらっしゃいますね。その経緯を教えてください。

今ではこのような規模でやらせていただいていますが、初めから分院展開を考えていたわけでは無かったのです。開業当初から歯科医師は自分のみという小規模な体制で経営をしていたのですが、ある時プライベートで乗ったクルーズ船で腰に怪我を負ってしまいました。もう少しで半身不随になってしまうところだったと診断されるほどのこの大怪我が、その後の歯科医師人生を考え直すきっかけとなりました。あまり長い間クリニックを閉めてはいけないと思い、完治を待たずに、少し診療をしては横になって休むということを繰り返して何とか日々の診療を乗り切っていました。歯科医師としての収入が得られなくなったときのことも考え、セカンドビジネスを始めることも考えました。本気で焼き鳥屋かラーメン屋の経営でも始めようかと思いセミナーに通ったことも。しかし、「じゃあそこの店長が急に働けなくなったら?」と考えると、結局自分が代わりになることはできないんですよね。そして思い直し、仲間や後輩たちにどんどんチャンスを与えられるような法人として規模を拡大してきました。単純に拡大だけしている訳ではなく、分院長を任せた後に独立したいという先生には、そのまま医院と当法人を分離させて任せることもあります。そしてまた新しい分院を作って、新しい先生に分院長というポジションでチャンスを掴んでもらいます。保育園に関しては、もともと無料託児所としてスタッフルームを活用していたところから、今では20名ほどの小規模な保育園を3つ運営していて、来年には100名規模の大きな保育園を開設する予定です。オープン当初は赤字になってしまったり、その後も色々な困難があったのですが、待機児童が多いこのご時勢に少しでも社会に貢献できると思うと、閉めることなく続けてきた甲斐があったと思います。クリニックのほうも今後全国展開を考えていますが、土台自体がしっかりしていないと組織全体のまとまりが無くなってしまうので、本部をより大きくしっかりと構えた上での更なる全体の拡大・進化を目標にしています。

◆就職活動中の歯科医師・研修医に向けて、メッセージをお願いします!

MEDIQOLの理念は『こころも癒す歯科治療』。患者さんを幸せにするには、まず私たちが「仕事が楽しい」というような感覚を持てることが大切だと思っています。そのためには、待遇も含めて勤務環境をできるだけ良いものにしてあげることが必要です。スタッフそれぞれの幸せがあって初めて、患者さんに幸せを与えられる。そんな当法人の経営者として「スタッフの幸せ」に対する責任感を持ち続けたいと考えています。また、職種問わず若手にはどんどんチャンスを与え、ベテランにはキャリアを活かして育成に携れるような場を用意できる法人です。そのため、最初の就職先として安定した環境を選びたい先生や、ずっと勤務医としてキャリアを積みたい先生の就職先としてもオススメです。もちろん2、3年後に開業がしたい先生も大歓迎ですよ。パートナーとして、独立まで何ができるか一緒に考えていきましょう!

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医療法人社団 MEDIQOL
〒112-0014
東京都文京区関口1-44-4 新荒井ビル2F(本院)
TEL 03-5228-3788
http://www.888.or.jp/
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この記事の筆者:デントプレス

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